写真から得た写真以外の事

f:id:happy-shooting:20170620223150j:plain

 

写真を撮ってて心から楽しんでる時もあれば、何か煮え切らないな〜
と思う事もある。

 

一方、写真を通して写真とは直接関係ない出来事から新たな発見や
経験をしたり。

 

そう思うと煮え切らない時もまぁいっか、と思える。

写真を撮るだけが人生でないし、

写真を撮りながら人生を充実させれたらいいと思う。

 

今回はそういった写真から学んだ写真以外の事をシェアしたい。

 

 1、人との繋がり

写真を通しての一番の大きな恩恵と言ったら、やっぱりコレ、人との繋がり。
就職して働くようになって、人との出会いは職場を中心としてあったが
何というか、学生の頃の気心しれた友達とは違った。
疎遠とは言わないが、学生時代の友達はみんな地元を離れ、就職し、世帯を持ち、
新たな家族が増え、距離的、時間的、必然的に会う回数は減る。
社会に出ると行動範囲、経済力にゆとりも出るはずなのに人との繋がりは
薄れていくように思えた。

でも写真を始めて、のめり込むようになって様々な人と出会った。
プロの方、趣味で写真が大好きな方、年齢も様々、職種も様々、
世界的に有名なアメリカ人フォトグラファー、トルコの女子大生、
メキシコの会計士、海外で出会った日本人の女性 etc...

 

私が写真をやっていなかったら多分出会わなかったであろう人達。
離れても、次いつ会えるのかも分からないような人でも、今でもたまに
写真の事で話をする。
お互いの近況から、いつも写真ネタ、カメラの話。
離れていても、話す頻度は少なくても、いつも私が感じるのは
気心しれた友達感もしくは、実際は長くもないのに古い友人のような。

多分、写真という共通点がそう思わせてるのでないかと思う。
国籍、言語が違っても、時がたっても写真が私達を繋げてくれる。

ある一人が私にいった。
We are PFF.
何? PFFって聞き返したら


We are Photo Friend Forever.

 

 

2、周りの目、意見ばかりを気にしなく自分を持てる
性格的な面もあるだろうが、私は以前は仕事でも生活の中で
人の目、意見、世の中の常識、流行り、そういう貞的なものを
気にする方だった。

写真を始めた当初は本や人からカメラの使い方、設定、写真のいろは
みたいなのを学んだ。
カメラもとりあえず、売れてるもの、ギアレビューで評判のいいやつ、
好きなフォトグラファーの愛用機等々、買いまくって試した。
被写体も誰がとっても写真映えしそうなランドマーク、名所等々。

写真を撮り続けある程度期間がたってくると、写真で自分の表現する楽しさ
に気づいた。でもその自分の表現がSNS受けしなかったり、他人や好きな
フォトグラファーの写真と比較したり、世の中の写真の流行みたいなの写真の
真似をして撮ってみたり。意味のない事もした。
自分の撮った写真なのに自分で好きになれなかったり、納得できなかったり。

でもそんな中でも撮り続けると、見えてくる物がある。
自分が楽しかったらそれでいいじゃん。
そのうち自分にしか撮れない写真が少しづつ撮れてきた気がする。

 

それが仕事や生活や持ち物にも、一緒の事のように思えてきた。
流行の服に身を包み、今持っている車、住む場所よりさらにグレードアップ
する為だけに働いて。
世の中は何でもかんでも上を目指せという。
でも現状維持でもグレードダウンでもいいじゃん。
世間体、周りがなんと言おうと自分が心地よく生活できればいいんじゃん。

 

 

3、語学
これは私に限った事かもしれないが、私は語学留学でカナダへ渡ったが
結果は語学留学で英語ができるようになったのではなく、写真のおかげで
英語が話せるようになった。


半年程、学校に通えば資格やテストで点を取る為の英語力は確実に上がったが
ネイティブとの会話を維持するのは厳しく、会話できるレベルに達するのが
留学した人達ほとんどの悩み、何の為に留学したんだろう、
無理かもと諦めかけ、英語の勉強もしなくなった時期に写真に逃げるように
なった。
それがよかったのか?写真を外国人の友達と撮りにいくようになって、
もちろん会話は英語、最初は私が話せなかったので言葉数も少なくお互い
勝手に写真撮ってたけど、段々私は写真が上達したくて写真やカメラの事を
下手くそ英語ながら頑張って少しづつ話すようになった。
また、その子はとても写真、カメラの事が詳しかったので何でか尋ねると
時間があれば図書館で写真関係の本やwebで自分で興味のある記事を読んでる
と教えてくれたので、オススメの本やサイトを教えてもらったら全部英語で
最初は全然読めなかったけど、写真にどっぷりはまってたので、英語で
何書いてるかさっぱりだったけど、内容が知りたくて頑張って読んだ。

英語の勉強をがむしゃらに一途にするのでなく、私の場合好きな写真を通して
英語を読んだり、会話には抵抗がなくなった。

 

もし、写真が大好きでの人が会社や学校関係で英語力を上げないといけない場合
がむしゃらにTOEICや英検とか、英語に特化した勉強ばかりでなく、
海外の写真サイト見たり、ブログを読んだり、英語でコメント書いたり
無理なく長い目で見て、英語学習に役立つと思う。