モノクロフィルム自家現像のススメ

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昨年末、モノクロフィルムを自家現像している友達との再開、セールにて自家現像用品全品25%でゲットできた、時間的な余裕があった、と、3拍子ラッキーが重なり、晴れてというか新年の目標にもなった、2017年、年明け早々、モノクロフィルム自家現像デビューしました!

 

まだフィルム4本だけの自家現像ど素人ですが、今回は方法だのHow to記事ではなく、ちょっと自家現像、興味あるかも、これから始めたいたい方向け、ただただ自家現像の感動と感想をシェアしたいと思う。

 

 楽しい!純粋に感動

まず、コレ、楽しいし、純粋に感動した。フィルムで写真を撮っている人の大半は一度でも、自分で現像したい、興味ある、でも難しそう、手間、って思った事があると思う。


私もフィルムで撮り出して、ずっとお店で現像、データ化、(たまにプリント)していて、たまに周りで「現像、自分でやってます」と聞くとすげーって思ってやりたいけどなぁ、難しそう、大変そう、できなかったら道具もったいないなぁ、といつも敷居高く感じてたが、、、

 

実はとても簡単。
本当に、料理のできない私が言うので間違いない。
モノクロのフィルム現像は味噌汁を作るより簡単だと思う。

 

私は一番最初は、友達が自分のフィルムを実践でその場で現像を見せてくれ、コツなどを自分でメモにとりながら、見てただけ。

 

後日、自分で自宅で一人でメモみながらやってみた。できた。
なので、見せてくれる人なんかいない!っていう人でもYou tubeで大丈夫!私も友達に見せてもらってから、自分でやるまでに実際少し間隔が空いたので、数回、いろんな方のHow to動画をネットで見てイメトレして、自分で実際やってみた。
 

まぁこうやって書くと詳しい方には怒られそうだが、奥は深いのだろうから、技術は経験で後々積むとして、何事もトライあるのみ。

それにフィルムで写真を撮ってる方には、一度、現像後に現像タンクからリールを取り出して、フィルムもリールから外して、初めて自分で撮った写真達がネガに写ってるのが見える瞬間を体験して欲しい。

感動です。私はうわーってなりました。笑
しばらく自分の手で吊るして眺めて、しばし感動に浸ってから、吊るした。

 

この時思ったのは、大好きな写真との距離が縮まった感(?)、もっと写真好きになった、もっと撮りたい、などなど、とにかくハッピーでした。

 

コスパ良し

これは自家現像している人がほぼ言う、少しの初期投資ですぐ元が取れる。本数を撮るならなおさらだろう。私もそう思う。
現像用品についてはカナダ在住中のラッキーなセールにて購入なので、あまり参考にならないかもしれないが、一応載せとく。

現像タンク 43,99$

ダークバッグ 20$

現像剤 13,99$

定着液 10,99$

温度計 7,99$

小物類 2$(計量カップ、吊るすやつ)

合計 98,96 CAD - 25% off =74,22CAD

 

日本円にして、約6361円。決して安くはないが、1万円を切る値段だしカメラやレンズを買うのに比べたら私は全然アリの値段だと思う。

 

ちなみにどのくらいで元がとれるのか、計算してみた。私が普段出している町のカメラ屋さんでモノクロフィルム現像のみ(プリントやスキャンなし)の値段で

1本7$なので11本自分で現像すれば元はとれる計算。
もうすでに4本現像しているので、この調子でいけば、あと7本、多分夏頃には初期投資ペイの予定。

 

いつでもどこでも自分の好きな時に現像できる

以外と私の中でポイント高いのもコレ。自分の空き時間に深夜でも早朝でも家で自分でできる事。
時間的に、現像タンクにフィルムが2本入るものであれば、フィルム2本で初心者の私が多く時間見積もって1時間ないくらい。準備して片付けまで含め。


フィルム需要の低迷で町のカメラ屋さんは減り、ネットでのサービスが便利な時代かもしれないが、フィルムの現像をどこかへ頼む場合、お店に出すならお店までフィルム出しに行って、取りに行ってと最低二回は足を運ばねばならない。

ネットに出すとしてもフィルムを送らねばならない、ほぼ一回は郵便局、コンビニなどにフィルムを間接的にどこかに持っていかないといけない。


私はカラーは、町の大好きな頑張ってるカメラ屋さんに、お店のスタッフとの会話も楽しみにはしているが、足を運んで現像持って行ってるが、お店までの時間的な面で若干面倒くさい、45分はかかる。
フィルム出来上がりましたよ〜ってメールが来て早く見たくても結局予定などで、できあがり日に取りにいく事はあまりない。休日か何かのついでが多い。

 

と、現像をネットでもどこかに頼むなら結局何かしらの時間はかかる、なら私は自分の隙間時間に家でできる時にやる方が楽と思う。

 

 

以上いかがでしたか、まだ自家現像ど素人なので今回はHow toなど実際のお役立ち記事じゃないですが、私のようにモノクロの自家現像に興味のある方、以外と簡単に楽しくできちゃいますよ。

 

 

Happy developing♩