やっぱりフィルムが好き
写真にはまってかれこれ数年、広く浅くいろんなカメラ、デジタル一眼、コンデジ、フィルム、レンジファインダー、二眼 etc、、、手を出してみた。
去年頃からやっと、とあるフィルムカメラに落ち着きつつ、私がフィルムを好きな理由はいくつかあるのだが、今回は私が勝手に考える「フィルムマジック」について書きたい。
私はフィルム写真には、デジタルでは写せない何かがあると思っている。
こんな事書いたら、この人大丈夫?って思われるかもしれないけど笑、
そのデジタルでは写せない何かって聞かれたら困るのだが、その瞬間の雰囲気、温度、音なり、本来、写真では記録できないものが、フィルム写真には写っているような錯覚に私は陥る。
例えば、音楽をレコードで聴いた事があるだろうか?
針をレコードに落として曲が流れるまでの数秒のあの間(ま)、CDやiTuneにはないあの間、自分がワープして、目をつぶればあたかもその曲のレコーディングされた部屋が浮かび上がってきそうな。
そんな感覚がフィルム写真から私は感じる。
だから私はフィルム写真が個人的に好きだ。
デジタルか、フィルムかっていう議論は全くするつもりはないが、
個人的な考えを言うと、デジタルは見たままを良くも悪くも本当に良く写っている、写りすぎてるように思う。
一方フィルム写真には曖昧さの中に、控えめにその時の瞬間が素直に写りこんでいるように私は思う。
それが私の考えるフィルムマジックで、理論や、言葉では説明できないが、そのフィルムマジックに魅せられ?振り回され?
ゆっくりと、もくもくと、フィルムカメラ独自のプロセスと共に、自分のペースでフィルム写真を撮っている。
Happy shooting♩